What’s New in Zabbix 3.4?
本リリースに含まれている新機能を簡単に紹介します。
アイテムの設定の保存前処理のタブでは、カスタムの乗数や差分/時間などの収集データ保存前の処理を設定できます。さらに、正規表現、XML XPath、JSON Pathなど、新しい保存前処理を利用できます。
プロキシ経由で監視しているホスト上でリモートコマンドやスクリプトを実行することが可能になりました。監視対象のホスト上のZabbix エージェントでのコマンド実行や、Zabbixプロキシ上でコマンドを実行することが可能です。
Zabbix 3.4でリニューアルしたダッシュボードでは、ユーザは複数のダッシュボードを作成し、共有することが可能です。ダッシュボードはドラック&ドロップ機能やフィルター機能を強化した新しいウィジェット、ダッシュボード用のAPIを利用できます。
alerterプロセスを改善し並列処理を可能にしました。これまでalerterプロセスは1つしか起動できず障害通知を順処理していました。新しい障害通知の機能として、メディアタイプの設定で並行処理の設定を行うことができます。
Webインターフェースの間隔や期間などの時間の設定フォームの多くで、ユーザー定義マクロと時刻のサフィックス(30s, 5m, 2h, 1d, 1wなど)を利用可能になりました。ユーザー定義マクロを利用することで複数のアイテムの監視間隔やヒストリ/トレンドの保存期間の設定値を変更することができ、より設定を管理しやすくなります。
トリガーによって生成された問題がに障害対応コメントを入力することで通知を送信することができます。通知にはZabbixで利用可能なすべての方法を利用することができます。障害対応コメントを入力したユーザ/ユーザグループへ通知を送信することができます。
Zabbix 3.4の新機能の詳細は新機能紹介ページをご覧ください。 Zabbix 3.4のインストール、アップグレードについては、リリースノートをご覧ください。 |